コモック制服本 修正ページ
コミケ94お疲れ様でしたー
コミケに参加された方々お疲れ様でした!
レイヤーズカフェ「コモック」の制服本(画像下)でした。
原稿しているときから、ただただ思い出されるのは「暑い」ということ。
額からしたたり落ちる汗に気をつかい、原稿の上には手と腕の汗が付かないように紙を敷き、
昼間の扇風機からは熱風しかこないという状況・・・。
(昼間の作業は、頭がぼーっとして、流石に無理な日もありました。)
窓からのぞくはぎらつく太陽に青空、そして風は無し。
土日は部屋にこもって、なんでこんなに我慢して作業してるんだろっていう。
しかも絵を描くのは「ルンルン♪」っていう気分ではなく、「うぎぃいぃぃぃ」って精神状態ですからね・・・。
誰かに求められて作っているわけでもなく、創作意欲が湯水のようにあるわけでもなく。
ホント、なにコレ、楽しいの?となるわけですが、長くつらい原稿の日々を乗り越えた先の・・・、
イベント当日、その日に限り、想いが本という形になり、訪れてくれる人、手にとってくれる人がいる。
もう、それにつきます。
特にコミケは来るほうも大変ですし、(暑いし、人混み半端ない、ホール間の移動も大変)
何かしら感じてくれるものがあって、手にとってもらえていると思うので・・・。
おめ、それ以上のぞんだらバチがあたるってもんよ。
ん?キレイゴトに聞こえるって?
そうとも、わたしも人の子、ミカエリは大好きでございますですことよ。
堕ちてる?
はい、少し今回の新刊について。
今回は正面、背面、側面と3面から制服を描いてみました。
レイアウト的にはとりとめのない構成になっていて見づらかったと思います。
が、いつもより絵の数も多く、よく2冊出せたなと思います。
どうです?一つのお店にこれだけのバラエティーに富んだ制服があったってこと。
並みの想いではこんなに作れないですし、約15年間引き継がれないと思うんですよね。
関わってこられた方、本当にお疲れ様でした。
そして、巻末には初期の頃からお店にお帰りしている「じゃどー」さんに、
お店と制服の歴史についてがっつり書いていただきました。
この情報量が見れるのは、この本だけ!
(今言うんじゃなくて、もっと前から宣伝しておけよ・・・(ぼそり。あ、私自身のつっこみですヨ))
また、どこかのイベントに参加することがありますので、
興味がありましたら手にとって見てくださいませー
では。
イベント終わって
関西コミティアに参加された方お疲れ様でした。
スペースに訪れていただいた方、本当にありがとうございます。
作品を手にとっていただけること、最高の喜びでございます。
遅刻したにもかかわらず、再度スペースに訪れていただいた方もいて、嬉しいかぎりです。
ほんとすいません。
原稿が形になったのが、朝の8時。
梅田のキンコーズで印刷完了したのが11時過ぎ。
会場に着いたのが、ちょうど12時前でした。
コミティアには「制服」というジャンルは無いため、私は「その他」で申し込んでいます。
近くのサークルさんとは共通点とかぜんぜんないかもしれませんが、
いろんな作品をお目にかかれるという意味ではいい刺激があると思います。
会場も歩いて回るのに苦痛にならない広さですし・・・。
今回の新刊、あらためて自分の絵を見直すと、出るわ出るわの粗が・・・。
下書きで、いい具合に描けたと思っても、清書すると、「こんなはずでは・・・」となることの方が多いです。
まぁ、なんとか新刊が形になって、イベントに参加できたのはよかったのですが、
一番恐ろしいのは、これでまた引き出しがすっからかんになってしまったということです。
画像はスペースの様子と、新刊の中身の一部です。遠目に見ればまだごまかせているか・・・。
では、また、どこかのイベントでお会いできれば。
新海誠展 in 阪急うめだ
阪急うめだ9Fで開催されている「新海誠展」に行ってきた。
これまでの作品の展示となっています。
私が初めてその映像美に触れた作品は、PCゲームの「イース2 エターナル」のOPムービーでした。
2000年ごろ、パソコンのゲームソフト売り場で流れていたデモに何度も足をとめ、何度も心を奪われたものです。
一番デモを見た作品かもしれません。
但し、そのときは演出を手がけていたのが誰かはまったく知らず、
ゲーム会社であるファルコムってすごいな!と思っていたのでした。
今回の展示で、新海誠さんの表現方法にあらためて目を奪われたのは言うまでもないのですが、
個人的に一番ぐっときた展示は、「ほしのこえ」でした。
当時のインタビュー記事が展示されており、非常に興味深いものでした。
富野由悠季さんとの対談はとくに心にささりました。
それ読んでいるだけで、涙が出そうになるくらい・・・。
情熱と試行錯誤、プロのクリエイターって本当にすごい・・・。