超・大河原邦男展

イメージ 1 5/19(日)の最終日に行ってきました。

場所は兵庫県立美術館。JR灘駅から南に徒歩約5~10分のところにあります。

大河原邦男さんというと、まっさきにガンダムのメカデザインの人というイメージがあるのですが、
ヤッターマンでのコミカルなメカデザインでも有名です。

業界で初めて「メカニックデザイン」というクレジットをされかたでもあります。

展示は作品が公開された時系列的に展示されており、
40年の仕事の痕跡を見ることができます。

どうしてもガンダムばかりが先行してしまうのですが、
ヤッターマンでのさまざまな敵のやられメカの「なんでもメカにしてしまう」
発想の柔軟さと、理屈抜きにして楽しめる(物理的、構造的に現実的でなくても
それとなく見える)わかりやすいデザインにおもわずにんまりしてしまいました。

ヤッターマンシリーズ(再放送)、ガンダムレイズナーエクスカイザーF91・・・などなど
こどものころから接してきた作品は懐かしさもあいまってじーんときてしうことも。

ボトムズの等身大モデルが展示されており、雑誌では見たことあるのですが、
実物の迫力はかなりのものでした。
当人のモックアップも展示されており、こだわりが伺えました。

途中、同様の他作品のということで、マクロス(河森正治)や、ダンバイン(宮武一貴)、そしてエルガイム(永野護)のデザイン画も展示されていました・・・。ファンにはたまらんでしょうけど、これは完全に展示会を担当した方の趣味丸出しのような・・・。

後半は、2000年以降の作品。
ガンダムシードなど、記憶に新しいものも。
なんにせよ、今なおデザインを続けることにまさしく「職人」という言葉が
あてはまるのではないでしょうか・・・。

展示会図録は既に売り切れでしたが、後日増刷分は着払いでの受付を行っていました。
もち、注文してしまいました。6月ごろに発送予定で、バイブルにしたいと思います。

何かを残せる仕事・・・、憧れますね!