静音マウスのスイッチ移植

みなさんお久しぶりです。
パソコンいじり病が発症してしまい、ヤフオクを漁っている今日この頃です。
中古PCパーツショップに行く必要が無くなっちゃいますね!
いや、でも近くに行った際は掘り出しもの探しに徘徊はしますが・・・。

さて、以前に買った、上海問屋の「インビジブル オプティカル ワイヤレスマウス」ですが、
操作中にいきなりうんとも、すんとも反応しなくなる症状が発生。
ボタンをクリックしても、解像度変更ボタンを押してもダメ。
電源スイッチをOFF/ONすれば復活するのですが、なんとも使いづらい・・・。
電池を新品に入れ替えても同様の現象が発生。
反応しなくなるまでの時間はまちまちで、原因が不明。
まぁ、安いマウスですし、はずれ引いたのかもしれません。

でもスイッチの静音性は良いと思うので、他のマウスにスイッチを移植してみようと思ったわけです。

移植先のマウスは「Microsoft製 Wireless Mobile Mouse 1000」
同じサイズのスイッチが使用されており、もってこいなわけです。
しかし、基板を見てみると作りの差は一目瞭然ですね。
外観だけでは分かりずらいとこではありますが。

イメージ 1




















で、さっそく分解して、はんだごてでスイッチの取り外しにかかったわけですが・・・。

イメージ 2




















イメージ 4




















やっちまった!移植先の基板をスルーホールごとえぐってしまいました!!
で、基板の方を恐る恐る見てみると・・・、穴の外周にあるパターンごと剥がれてしまっています。
このままでははんだ付けできないので、何とかホールと隣接しているパターンの表面を
ナイフで削り出し、はんだできる状態に・・・。
しかし、非常に細いパターンとスイッチの足をどうやってつなげるのか?
スイッチを基板上に載せると、それらのパターンは隠れてしまいます。

悩んだ末、右側は配線の先をホール上に広がるようにしてパターンにはんだ付けしたあと、
スイッチを載せてはんだを流し込むようにしてはんだ付け。
左側のパターンはチップコンデンサにつながっていると思われたため、
スイッチの足とチップコンデンサの間に線を通し無理やりはんだ付け。
はんだがはみ出たり、スイッチの樹脂部分が溶けてしまうはで外観はひどい有様です。

イメージ 3




















そして、組立後、恐る恐るスイッチを入れると・・・

クリックが反応しました!!!

ふぅ、なんとかミッション終了デス。