コミケ90 戦利品2 M.A.I.D 「ザ・同人 メイド喫茶評論本」

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サークル M.A.I.D
作者 複数
タイトル 「ザ・同人 メイド喫茶評論本4、5」

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複数(男女)の執筆陣でメイド喫茶(総じてコンセプト喫茶)が論じられています。
経験談、考えからはなるほどと思ったり、あるあると感じるところがありました。

個人的に特に共感が持てたのは、5で語れている、
わっすぃーさんの「素人の語るコンカフェ」です。
かなりストレートに語っており、とどのつまり
そういうことなんだろうなと思いました。
楽しみ方は個々の自由なわけですが、
あまりに前のめりになり過ぎているお客さんを見ると、
私もうーんと、思ってしまいます。

さて、メイド喫茶ができて十数年が経ちますが、
比較的初期の頃から通っていた自分もメイド喫茶歴が10年以上になりました。
昔よりもお店に訪れたり、新規開拓する頻度は減りましたが、
曲がりなりにも10年見てきて、いろいろと思うところはあります。
楽しみ方は人それぞれですが、私の楽しみ方としては、
かわいい制服を見たり、メイドさんの言動に萌えるといった、
眺める派になります。

私個人が勝手に感じた楽しみ方としては、下記のものがあると思います。
(鼻に触る言い方に聞こえる場合もあるので、ごめんなさい。)

①コミュニケーション
 カワイイ娘とお話できたり、かまってもらえたら、普通は悪い気はしませんよね。
 きちんと双方向でコミュニケーションが取れているかは・・・?の場合もありますけど。
 全てのメイド喫茶がそうだとはいいませんが、どこぞやで聞いた
 喫茶店以上、キャバクラ未満 「プチキャバクラ」とは言い得て妙だなと思いました。

メイドさん萌え
 アイドルの応援要素として、「○○(アイドルの名前)推し」という言い回しがありますが、
 要はお気に入りのメイドさんに会うこと。
 容姿、言動、更にはキャラクター性など、つぼにはまると強烈な萌え効果が発揮されます。
 店内にいるお客さんを萌えで包んでしまうこともあることでしょう。

③集い
 お客どうしも店員さんも、同じ趣向や話が通じる場合が「高い」わけで、
 メイドさんからの「からみ」があるお店だと、盛り上がりますもんね。
 よく通えば、通うほど味が出てくるかと思います。

④巡り
 お店ごとに魅力的な店員さんがいたりするわけで、
 (メイド喫茶語録では「うわき」とも言う)
 お店を巡ることで、前述している「きっかけ」が増すことも考えられます。
 ポイントカード収集や、仲間内でのお店の情報交換などにも。
 気合入れて、複数のお店に訪れる(はしごする)場合、
 他の店舗で見かけたお客さんをみかけることがよくあります。
 まぁ、お互い様ということで。

⑤お店の雰囲気(空間、内装)
 これは難しい要素だと思います。
 これを追い求めるとメイド喫茶である必要性は無くなるかもしれませんが、
 普通にお客さんが訪れて、メイド服を着た店員さんが普通に働いてる様を
 見ることができるのが私の理想です。
 関東の「椿屋珈琲店」なんて、その最たるものだと思います。

⑥制服
 まぁ、主役はメイドさんですからね。
 メイドさんを可愛く見せる一つのアイテムかと。
 これのみでっていうのは少数派だと思っています。

⑦飲食
 これのみでっていうのは更に少数派になるように思えるのですが・・・。

上記は一例でしょうし、組み合わせもいろいろあるかと思います。
どちらにせよ、10年以上続いてるのは事実なわけで、
大げさかもしれませんが、日本という漫画・アニメが広く浸透している環境が生み出した
一種の文化には間違いないと思います。