郡上八幡に行ってきた

9/3(土)
目的は大滝鍾乳洞と、郡上八幡城。
食品サンプルも有名ですけど、見るの忘れてしまいました・・・。
あとは、郡上踊りも有名みたいです。この日は踊り納めだったようで・・・。

車やツアーではなく、公共交通機関で訪れる際の参考にしていただければ。

JR東海道本線米原→大垣→岐阜
JR高山本線:岐阜→美濃太田 約35分

長良川鉄道美濃太田郡上八幡 約1時間30分(片道1,350円)
長良川鉄道1日フリー切符で2700円。
ほかにも施設の入場料がセットになった一日郡上八幡クーポンなどがあります。
(美濃太田郡上八幡の往復、博覧館入館券、八幡城入場券がセットで2,720円)

長良川鉄道は、ディーゼル車両による力強い走りと、長良川を望む景観がいいですね。
この日は天気もよく、渓流釣りを楽しんでいる人が多くみられました。

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さて、郡上八幡駅に着いてからですが、まずは東海地区で最大級を誇る大滝鍾乳洞を目指します。

○目的地1「大滝鍾乳洞」
 岐阜県郡上市八幡町安久田2298
 Tel 0575(67)1331
 営業時間 8:30~17:00
 所要時間 約30分
 ページのリンクに入場割引クーポンがあります。
 プリントもしくは、モバイル端末での画面提示で利用できます。
 15%値引いてくれました。1,000円→850円

数年前までは、送迎バスがあったようなのですが、利用者減で廃止になったとのこと。
そのため、移動手段としては下記になろうかと思います。

①タクシー
 ネットのタクシー運賃検索では約3,000円くらいですが、
 4,000円くらいかかるという話も聞きます。実際はどうなんでしょうか?
 駅から出たときに、同じ目的地の方がいたら、乗り合いでいくのが賢い方法と思います。

②路線バス+徒歩(今回使用した方法)
 直通のバスはありませんが、ネットを調べると近くを通る路線バスがあることがわかりました。
 近くといっても、バス停から目的地まで、グーグルマップで約2.2kmの山道、徒歩32分と表示されます。
 (ん、これって単に時速4kmとして換算しているだけ?) 
 行きは下り、帰りは登りになります。私は少し早く歩いて25分くらいでした。
 これを近いとみなすか、遠いとみなすか・・・。たいしたことないですよね、ね?
 歩道の無い峠道なんで、車には要注意です。
 カップルの乗った高級そうな車(2ドア)が通った日にゃ、ちぇって思わずにはいられないですよ、ほんと。
 また、バスは土日だと3往復しかしておらず、時間帯的には下記のように実質1往復となります。

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 八幡バス 和良線

 行き
 ・郡上八幡駅前 11:40(駅の掲示板にある時刻表より)
  ※HPに掲載されている時刻表(H27.10.01)の11:34よりも少し遅くなっています。
  ↓
 ・穀見
  ↓
 ・西安久田(にしあくた) 11:55頃

 徒歩30分 12:30着

 鍾乳洞鑑賞 約30分

 出発13:00 徒歩30分

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 帰り
 ・西安久田 13:37
  ↓
 ・郡上八幡駅前

 要は、この時間に間に合わせないといけません。
 間に合えば片道210円と、コスト効果は絶大です。
 が、鍾乳洞で混雑していると、ジ・エンドとなりますので、混雑しそうな時期はお勧めできません。
 ちなみにこの日にこの手を使ったのは私だけでした。
 帰りのバスは貸切状態・・・、運転手は行きと同じ方だったので、覚えてくれてましたよ、えぇ。
 しかし、車社会ですなぁ・・・。(しみじみ)

③レンタサイクル
 郡上八幡駅で1000円/日で貸し出しされています。
 しかし、予約不可なのと、電動アシストは無いようです。
 目的地へは山を登っていく必要があるため、現実的ではないかと・・・。
 (バスに乗って確信、勾配きついです。)

④徒歩 約7km 約2時間
 まぁ、これは論外ということで・・・。


さて、肝心の鍾乳洞ですが、初めて行ったような気がする自分にとっては新鮮でした。
入り口まではトロッコで行く演出がにくいです。
洞窟内のひんやりした空気は夏場には最高ですね!

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長い時をかけて作り出された自然の造形にロマンを感じます。
家族連れのこどもさんが、気持ち悪いとか、う○こみたいとか、実に微笑ましいコメントです。
ちなみに私は、どろどろした表面にエイリアンを連想しました・・・。
洞窟内に滝があるのもすごいです。

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洞窟内は一方通行で順路が組まれており、結構立体的です。
途中立ち止まったり、写真撮ったりして、所要時間は表記通りの30分ほど。
混雑時は勝手が変わってくると思います。

洞窟内は通路が狭く、足場も水で濡れていたり、天井が低かったりするので、歩くときは注意が必要です。
また、天井から水滴が落ちてくることもあるので、カメラとか持っている場合も注意。

洞窟を抜けると、山道に出るのですが、視界に広がるまぶしい光景と蝉の鳴き声に、
現実世界に戻ってきたかのような錯覚を覚えます。


○目的地2「郡上八幡城」
 岐阜県郡上市八幡町柳町一の平659
 季節により開館時間が異なるので注意。

目的地1で帰りのバスに間に合った時点で、妙な達成感を覚えたのですが、
次の目的地に向かいます。

帰りのバスが市内地方面にも向かうことから、郡上八幡駅前では下車せず、
八幡愛宕町」210円 で下車
郡上八幡城下町プラザ」310円 で下車するのがお城への一番の近道だと思います。
まぁ、ちょいと町の中を歩きたかったのと、100円けちるのと・・・(こーいうところに性格が出ます)
道中、吉田川にかかる、「学校橋」で地元の子供~青年達が橋から川にダイブしまくっていたのが印象的。
(もちろん警告の看板はあります。)

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「新橋」手前にある、「あじあいこみち城山登山遊歩道」を使ってお城まで行くことに。
入り口は少々わかりずらいかも・・・。
「秋葉三尺坊」にショートカットのルートがあるのですが、行きは気付きませんでした。

郡上八幡城は山城だそうなので、お城の入り口まで歩いていくにはそれなりにしんどいです。
他のグループで訪れていた女性が男性陣に「なにこれ、登山みたい・・・」と、
聞いてないよ的な発言をしていたのが印象的・・・。
まぁ、余裕ぶっこいていた私も登りと下りで足がプルプル・・・。
くねくねしている車道をショートカットする階段は段差が高いので、
車道を通った方が距離は長くなりますが、足への負担は少ないです。
車は登りの一方通行ですが、車にはよくよく注意して歩く必要があります。

お城は日本最古の木造再建城とあります。
カメラへのおさまりのいい、綺麗なお城だなと感じました。
ちなみに時間的都合で、中には入らず・・・。

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山を降りてからは、古い町並みを見たりして、郡上八幡城下町プラザで一休憩。
この時点で、食品サンプルのことはすっかり頭から抜けているのでした・・・(とほほ)
駅までは、まめバスを使用。

帰りは「みなみ子宝温泉駅」で途中下車して、温泉で疲れを癒す。
全国でも珍しい駅舎が温泉になっているというものです。
下車時に、車掌から降車証明書をもらうと、入浴料が600円→200円になります。

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帰りの車両では、日暮れ前の最後の便ということもあり、
運転手が、長良川にかかる最後の橋で速度を落として、アナウンスをしてくれる余興がありました。

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なんだか、ほっこりした瞬間を味わえたのでした。