家の中の方が外より暑い（汗）

　学生さんは夏休みな季節ですね。朝の通勤時、電車内の密度がその分減っています。といっても私の乗る駅では結局座れないのでしょんぼり・・・。いつも通勤中はぼーっとしているか、寝ているかのどちらかなのですが、最近会社の先輩から小説を借りまして、それを読んでいたりします。もともと本を読むのはきらいじゃないので、ついつい読みふけってしまいます。本のタイトルは「偽りの大地」。いくぶん脚色はされていると思いますが、第２次世界大戦前の中国（満州・上海）を舞台にした話です。歴史を詳しく知らない私にはたかだか７０年前の出来事も、かすんで見えるような感じなのですが、そういった予備知識無しに読み物として非常に面白かったです。おすすめです。
　もし、まさしく世界が動こうとしている、その元凶は数人の人間によるもので、大多数の人間は自分の意志に関係なく状況が変化していき、結果を知るのは終わったあと。現実の社会がそーなんでしょうが、そんな一連の流れ（一部始終）を安全に体験できる読み物というのは、フィクション・ノンフィクションに関わらず、本当に素晴らしいものだなと思う今日この頃です。そして、そんな体験をさせてくれる「クリエイター」に感謝です。って、それならちゃんと買って読めよなって感じなのですが・・・（汗）

　えー、画像とはまったくもって関係ない・・・わけではないですよ、メイド喫茶だって非日常的空間を体験できるわけですから！（ちと苦しいか・・・）